マスク発注までの紆余曲折


町を歩くと、マスクして歩いている方が多いのですが、

皆さん、マスクをどうやって調達しているのでしょうか?

私自身は、昨年買って残っていたマスクが3枚手元にあるだけです。

店頭どこにもマスクがなく、オンラインでも見かけません。

電車通勤がないので、移動が長くなるときのためにと大事にとっておきました。

でも、飛沫感染だけでないことがわかり、経路不明の市中感染が始まった今、

自分も無症状だけど感染しているかもしれないという前提で、動いた方が良い状況になりました。

使い捨てのマスクを使い回したり、あまり役に立たない布マスクではなく、

きちんとしたマスクが欲しいと思うようになったところで、

たまたま、今回のご縁をいただきました。

まるで、引き寄せの法則のよう!

お客さんにも足りなくて困っている人がたくさんいれば仕入れて販売してもいいけど、
もう布マスクで乗り切るつもりの人も多いのかな?と。

まず、毎日、職場でマスクを使う母に聞いてみると、

「ぼったくりの便乗商法だと思われるわよ!
マスクを売るだけで、転売屋みたいで印象悪いわ。みんな、なんだかんだ持ってるよ。あんたの仕事じゃないんだから、メーカーに任せて、評判を落とすからやめたほうがいい」

と言われました。

平常時に、50枚1箱、数百円で購入していた母からすると、
1枚約80円近くするのは、ぼったくりだというのです。

薄利多売な商売は、何百万と流通させて始めて成り立つものです。

私が、小売で、たかだか数万枚を販売したところで、
カード決済手数料、送料負担分の必要を計算したら、全く、商売として旨味のあるものではありません。

仕入れは全部前払いで、販売代金の回収は2ヶ月かかります。
この情勢下で、キャッシュが減るのは、怖いというのが本音です。

ですから、儲けのチャンスだと思ったわけではなくて、
単純に困ってる人を助けられるかなと考えての発想だったので、ショックでした。

もちろん、メーカーに任せるのが一番ですが、

もう、ずっとドラックストアでも、アマゾンでも購入できません。

政府もすぐに解消は難しいと言っています。

「実の母親がそう言うなら、まして、他人はどう思うのだろう?」と思いました。

善かれと思ってやったことで、悪印象をもつ人がいるならば、嫌だな。

面倒なだけだし、よし、やめよう(笑)

でも、FBに投稿して集まった意見は、逆でした。

毎日払っている医療保険よりも安いから、今の時期なら妥当だという方や、

毎日通勤するから、ぜひ欲しい!という方もたくさんいました。

フルタイムで働いている世帯の方は、ドラックストアの品出しのタイミングで行くことができないので、入手できずに困っている人が多いように感じました。

一方で、「1枚50円以下じゃないとぼったくり感がある」という方もいました。

1枚50円だと、仕入れ値割れです。

卸業者の方も、もともと医療機器を専門に扱っていて、

マスクはその伝手で入手ができ、ニーズを受けて始めただけで、

利は、ほとんどない状態だそうです。

現在は、世界的に異常なマスク需要増加により、原材料費が高騰しています。

需要増加により、価格も上がっています。(高く買ってくれるところに、ものは流れる)

緊急輸入で船便ではなく、航空便を使用します。

現地からの仕入れ値は、平時に比べ、何十倍にもなっています。

数ヶ月もすれば、増産の効果が出て、市場価格も落ち着き、出回るようになるでしょうが、現状、この値段に落ち着くのは、仕方がないかなと私は納得しています。

卸業者から入手するには、それなりのボリュームが必要です。

いくらマスクが欲しくても、個人であれば、

2万枚も必要ないし、マスクに百万円以上払うこともできないでしょう。

でも、私だったら、みんなにシェアできる。

喜んでくれる人もいるだろうし、そうでない人もいるかもしれない。

両者の意見に、どうしようかなと一晩悩みました。

翌日、JUJUBODYの物流を担ってくれている、お世話になっている会社さんに打診してみたら、

みんな個人で手配していて限界だったので有難い、発注したいと喜んでくれました。

その瞬間、「やろう!」と決心しました。

私が、在宅勤務できるのは、こうして支えてくれている人達のおかげです。

自分の良心に従って、恥じなく行動したことで、人にどう思われてもいいやと思えたのです。

人にどう思われるかで、行動判断をするのはシャクだなと。

自分が今できる良いと思うことをしよう。

そう思ったら、迷いがなくなり、購入代金、振り込めました(笑)