問題は、アルコールではない


アイドルグループ(と言っても、みんな40歳過ぎ)のメンバーが、

強制わいせつ容疑で起訴猶予された事件が、日本を騒がしている。

彼の、アルコール依存症にフォーカスが当たっているのが、不思議でならない。

それももちろん問題ではあるけれども、一番の問題は、

相手が未成年者だということに尽きると思う。

日本がロリコン社会だからか、問題が「アルコール依存症」にすり替えられているけれど、本当の問題は、子供を「性の対象」にして、傷つけたことにあるはず。

「気の合う女性で」と、あくまで「女性」と見立てようとしていたけれども、

16歳なんて、「女性」じゃないでしょ、「女の子」でしょ。

50歳近くの男が16歳の女の子と気が合うなんて、オカシイでしょ。

どれだけ幼稚なの?

そもそも、彼が彼女の電話番号を聞いた時は、シラフだったはず。

聞かないでしょ、そんな子供の番号を。

女子高生を責める声があるけれども、

成人した女性ではないからこそ、

芸能人から声がかかったら、番号を教え、興味本意でついていく、そんな子供を悪いと責められるだろうか?

著名人で、番組で共演した名も通った大人だったからこそ、まさかそんなことになるとは思わなかったのではないだろうか?

「夜、酔っている男性の部屋に行くのは危ないよ」と教えるのが、むしろ大人である彼の役目なのだから。

欧米だったら、小児性愛、”paedophile” で、社会復帰は不可能だ。

お酒でも、ドラックでも、個人の問題、病気でいくらでも何度でも社会復帰できるけれども、

「小児性愛者」の烙印を押されたら、世間の目は一気に変わり、許してはくれない。

それだけ、「18歳」の線を重視するのは、子供は、社会全体で守るべきものだからだ。

そこが、この問題の焦点にならない日本社会が不思議でならない。