生きた英語の勉強方法


どうやって英語を勉強したかと聞かれることが多いので、今日は、私の英語学習法についてシェアさせていただきます。

私は、留学経験というと、本格的なのはオランダへのMBA留学の1年ぐらいです。MBAを通して、半端ない課題をこなしたので、きっと英語力は以前より上がったとは思いますが、その前にある程度英語ができないとMBA留学ができません。

では、そこまでの英語力をどうしたか?というと、ほぼ日本で独学。

仕事で英語は日常的に使っていましたが、仕事を通してもビジネス英語を学んでいったようか感じです。初めての外国人とのミーティングでは、テープレコーダーとか持っていたなぁ。

結局、レコーダー行方不明になって、聞き返していないけど(笑)

大学生の時に、よくある大学の交換留学プログラムでの3ヶ月間イギリスのマンチェスターへ留学し、相手の言っていることは理解できるけれども、自分の言いたいことが言えない、話せないなぜだろう・・・?というもどかしい経験を元に、勉強法を編み出し、日本に戻ってからコツコツ勉強しました。

例えば、ホストマザーが、キッチンを案内しながら、”Help yourself”「なんでも自分でご自由にね」と言うのですが、なんとなく文脈からこんな感じかな?というのはわかるのですが、”Help”も”yourself”もわかるけれど、Help yourselfって・・・?とか。

“I’m off to work” 「これから仕事に行くよ」など、どれも単語自体は簡単な単語なのに、イマイチわからないな〜ということが多々ありました。

例えば、”work”は、「働く。仕事をする」と中学校で習ったと思いますが、これは、本来、働くというか、「機能する」という意味の働くに近い言葉です。

だから、”It doesn’t work”「そんなのうまくいかないよ」となり、こうやって基本的な英単語の動詞を理解すると、表現が自然になります。

また、英語特有の表現というのもあります。

ロマンチックな場面で、「私たちは運命づけられていたのよ」なんていうときに、運命=destinyと使うと、不自然な日本語英語になってしまいます。

正しくは、”We are meant to be.”

こういう表現は、小説や映画など文脈の中で英語に触れていないと理解できません。

日本の英語学習でありがちの、単語そのものの意味を理解せずに、日本語に置き換えるという置き換え学習の枠から出ると、英語力がぐんと上がります。

つまり、英語の意味を調べるのに、英日辞書を使うのをやめ、英英辞書で調べ、とにかく英語に触れる量を増やす。

たくさん聞き、読み、口に出すに限ります。

また、どうして話せないのか?と考えると、教科書の例文は、日常生活でのコミュニケーションから離れており、まして、テストでは文章の穴埋めを埋めることはあっても、文章をゼロから組み立てて、自分で音として発するという行為自体をしたことがなかったからだということに気づきました。

そこで、映画よりもセリフが多いアメリカのTVドラマを、字幕なし、英語字幕、日本語字幕と交互にみながら、セリフを口に出して言う、わからない単語をピックアップして調べるということを繰り替えしやっていきました。

私が選んだのは、「アリーマイラブ」弁護士ドラマで恋愛も含むので、色々な表現が勉強でき、全シーズンを見終わる頃には、随分と英語力がアップしたと思います。

TOEICや英検など机に向かっての学習と違い、海外ドラマは楽しく学べて、実用的。

ある程度、TOEICや英検の勉強で英語の基礎がある方が実践的な英語を学ぶにはオススメです。

オランダ人は、みんな綺麗な英語を話しますが、それは、オランダという国が小さく自国の映画やドラマ産業が乏しいことから、みんな小さい頃から字幕で英語圏のエンターテイメントに触れているからです。

ある程度、経済圏が大きいスペインやフランスなどは、英語ができない人も多いのですが、経済圏の小さいポルトガルなどでは、同様の理由で英語のできる若者が多いです。

先日、久しぶりに実家の片付けていたら、びっしり英語が書かれたノートがたくさん出てきて、「あれ?私、結構勉強していたんだなぁ」なんてびっくりしました。

よくスピードラーニングなど英語学習で、「ある日を境に英語が話せるようになった!」なんて広告ありますが、幼い子供でもない限り、成人にはそんなマジックは起きません、と断言します。

気づくと英語に問題がないようになってはいましたが、いつから?というより、少しずつの変化なので、

継続は力なり

ローマは一日にして成らず

楽しみながら、英語勉強をしていただく参考にしていただければ幸いです。

ちなみに、インターネットコンテンツ量は、1位が英語の51.6%、日本語は、3位ですが大きく下がり、5.6% (参照:Languages used on the Internet)です。

英語がわかるようになると、自分で直接アクセスできる情報量が格段に変わり、コミュニケーションできる人も増えますし、世界が広がることは間違いなしです。