モリンガパウダー商品化に打ちのめされたワケ④


あとは、パッケージを刷って、原材料を輸入して、工場に任せればOKかなと思いきや、

納品したサンプルで試作した工場から当該工場を紹介してくれた会社に連絡が入った。

「結構、パウダーが飛ぶのと匂いが強いので、他の生産ラインを停止しなくてはならないので、うちではできないかもしれません」

何ですと?

品質改良により、以前渡したパウダーよりも、気持ち、1mm弱程度だが細かくなったのだ。

「それに、スタッフが気持ち悪くなって吐くほどの異臭がします」

はぁ?

断じて、異臭というような匂いはなかった。

新緑のような香りで、たとえ香りに好き嫌いはあろうとも、そのような表現が当てはまるような匂いではない。

間に入った化粧品会社でも、スタッフ総出で確認したところ、

「緑の新緑のような香りで、異臭ではない」と全員の見解が一致した。

機械が稼働する際に、高温になるので、そのせいかもしれない・・・が、

つまり、やりたくないってことなんだなと思った。遠回しに。

そんな気分の悪くなるような言い方をせずに、「うちでは対応できません」と言ってくれたらいいのに。

急遽、インターネットで検索し、できそうな工場を探す。

あんなに見つからなかったのに、これだけ切羽詰まると、何が違うのか、私の何が冴えたのか、何社か引っかかった。

最初に大丈夫と言ったところでも、実際にサンプルを送ると、「うちの工場では、この粉の大きさだと機械が詰まってしまうので、できません」というところが多く、ようやく1社発見した。

そこで、交渉してくれた化粧品会社から連絡があり、

「無漂白ペーパーを使う機械を使えないので、ナイロンタイプのティーパックになりますが、交渉しまして、工賃3倍ということになりました・・・ここもかなり苦労して探したところで他に見つけるのは難しいと思いますし、ご迷惑おかけしたので、うちでは、マージン一切載せていませんので、これでご了承いただけませんか」という。

お茶としてだけではなく、個別包装感覚で手で破って使えるように、漂白剤などが溶け出さないように、無漂白ティーパックが使いたかったのだ。

値段はともかく、私は、そこは妥協したくなかった。

全然条件が変わるので、予定していた値段で出せなくなるし、それに、これから継続的にお付き合いしたいのに、あんな言い方されると気分悪いし、相手はやりたくないのだろうし・・・

新たに見つけた会社からの見積もりを待って、判断することにしたら、

なんと、当初予定していた工賃よりも、安くなった!

そこで少し小売予定価格も下げられた。

ピンチがチャンスになるって本当!

と思い、新たな工場と、最終的なパッケージの擦り合わせに取り掛かった。