月別アーカイブ: 2016年9月

その崖っぷちが最高のチャンスなんだぜ!(by松岡修造)


ガーナでビジネスをする際に障害になることは、インフラだの、システムだの、交渉相手が突然亡くなるだの(あったんですよ)、予期できぬことも色々あるけれど、一つは、ガーナ人気質によるメンタリティーもあると思う。

小さな会社は、全く余裕キャッシュを持っていないので、例え、そのサービスがあると自分たちのビジネスにプラスになると思っても、サービスに対する対価はまず払えない。

一方、大きな会社は、キャッシュがあっても、「いや、うち今のままで十分うまくやっているから。別に必要ない」とちょっと鼻にかけ、「改善」なんてことは脳裏をよぎらないかのようだ。

このへんのメンタリティは、同じ西アフリカでも、ナイジェリア人と大きく違います。

ナイジェリアは、「もっともっと」と貪欲に、利益を追求するビジネスマンが多いので、グローバル展開している企業も多くありますが、ガーナはほとんどありません。

「貪欲さ」「ハングリー精神」がないのだ。

すぐに満足してしまう(笑)(まあ、それはそれで良いことだけれど)

なので、提案しようにも、ニーズはあるはずなのに、ニーズが見えず、刺さらない。

必要だ!という人は、払えない。

どうにもならない、八方塞がりじゃないか。

何言ってんだよ!!
その崖っぷちが最高のチャンスなんだぜ!!

自分の全ての力を出し切れるんだから!!!
崖っぷちありがとう!! 最高だぁぁぁぁぁぁぁ!!!!

と、あの熱い男、松岡修造さんも、言ったらしいが、見方を変えれば、大きな会社が、万全な資金力をもって、常に「改善」なんてされたら、資本のない小さな会社は、太刀打ちできないが、彼らの「態度」は、追随する側には、チャンスにもなる。

カメがウサギを抜くことだってできる。

チャンスは、どこにだって溢れているのだ。

と、久しぶりに、0時から2時間も電話ミーティングをして、(22時から24時までの間が良いって言ったのに、私がいつでも起きてると思っているな)今、ガーナ法人MindNET 抱えている案件の話を聞き、前向きな気分になって、遠くから見守る私。

オランダから戻った3年前と比べると、遥かに、ネットワークが広がり、優秀なガーナ人との交流も増え、たくさん失敗もして、様々な分野のビジネス知識も経験も増えたビジネスパートナーの成長を感じて、私も頑張らなきゃなと思う。

 

 


乳がん検診再検査予約


芸能人の乳がんの話題が多く、一度も行ったことがなかったので、軽い気持ちで受けた乳がん検診。

触診は所見なしだったのに、エコーでよもやの再検査結果。

でも、再検査って多いようで、

いや〜さすがに、舌ガンやって、今度は乳ガンはありえないでしょ。シャレにならないから(笑)

と、全く論理的ではない理由で、ありえないでしょと(普通、一度やったらもっとセンシティブになるかしら?)、エコー検査も痛いし嫌だわと、再検査時期を過ぎていたのだけれども、伸ばし伸ばしにしていたら、

小林麻央さんがブログで、最初の人間ドッグでは、「左乳房に腫瘤」と診断されたと書いていて、なんか聞き覚えあるなあと、自分の検診結果を見てみると、

腫瘤性病変(左)

一緒じゃないか!おいっ。

しかも、私、プラス、のう胞(両側)となっているし。(なんだかよくわからないけど)

やっぱり、ちゃんと再検査行こうと、予約を取りました。

でも、早くて来月末。評判の良い病院は、混んでるんですよね。

結局、小林麻央さんも、再検査が予定時期より2ヶ月遅れたということで、私も結果的に2ヶ月遅れの再検査になるのだけれども。

やることやっていて、ダメなら、仕方ないとなるけれど、やらずにそうだと後で「あのとき、ああすれば・・・」って、後悔しますからね。

ということで、皆さん、検査は、行っておきましょうね。


惹かれるポイント


テレビはあまり見ないのだけれど、日本のテレビでたまに観るのが、「世界不思議発見」「世界の果てまでイッテQ!」と「しくじり先生」。

昨日は、「しくじり先生presents 中田歴史塾」で、インド史について話していましたね。

実は、起業して以来、インドの会社ってすごいなあと思うことが多々あって。

まず、IT関係の仕事の見積りをとると、(仕事の質は別として)ヨーロッパでの同じ見積りの10分の1近くて、驚いたり。

ガーナの会社まで、結構頻繁にあちこちからセールスのメールが届いたり。

ガーナの会社まで、セールスの電話がかかってきたり。

日本語だけのウェブサイトしかないのに、モリンガオイルの売り込みメールが届いたり。

そのアグレッシブさに驚くし、それだけ競争が激しいということなのだと思う。

インド人は、タイ(まあ、タイはインドから近いが)にもたくさんいるが、ガーナにもたくさんいて、ガーナでは貿易関係の仕事をしていることが多い。

まあ、中国人もそうだけど、人口が多いから、国から出て、世界中どこにでもいると言ってしまえばそれまでなのだけれども(笑)

と、同時に、番組を見て、驚いたのが、一般的に、インド=ITのイメージがある人が少ないようだということだ。

日本は、島国で、国内市場も大きいから、ガラパゴス化しがち。

最近、以前よりは、少し関心が外にも向いているのかなという気もするが、日本語で報道される海外のニュースも限られているし、あまりにも、外の世界のことに無関心のように感じる。

私が魅了されるのは、自分の知らない世界、違う世界、未知の経験なのだと思う。

私は子供のころ、「外国人とお話しできるようになりたいの」と言って、英会話を習いたいと母にねだったらしいが、当時から、外の世界に興味があった。

夢中になって読んだのは、「風と共に去ぬ」や、欧米の歴史に絡んだものばかり。

つまり、嗜好は昔からあまり変わっていないのだ。

最近、本当に面白いなと感じるのが、当然といえば、当然なのだが、人が「惹かれるポイント」は、それぞれ違っているということだ。

ガーナで出会った日本人も、皆、そこに行き着いた理由は様々で、

「開発金融」という仕事に情熱を傾ける人。

日本の伝統建築、文化に魅了され、歴史的建物の保存、有効利用をビジネスにしたいと目する人。

お世話になった村の大好きな人たちために、そこで暮らす子供達の将来のためにNGOを立ち上げる人。

汗をかきながら働く、自分の力で生きる、力強いガーナ人に魅了される人。

どんなところに惹かれ、突き動かされて、今があるのか。

そこは、理屈ではない、フィーリングなのだろう。

それぞれ違うものに魅了され、自らの意志で歩んでいる人たちと、交差し、互いの経験なり、想いを交わしていくという、出会いが楽しい。

海外で、特にニッチな場所だと、その出会いは、より興味深く印象的になりがちだ。

今の日本の事業、JUJUBODYも、その延長戦に成り立っている。

ぶっちゃけた話、それこそ、モリンガオイルは、インドから輸入すれば、安価だし、ガーナから輸入するより輸送コストも安く、利幅はずっと大きくなる。

効率だけを考えたら、大手の化粧品会社はもちろんコストが安い方を選択するだろう。(精製するのならば、元のオイルの抽出方法や質なんて関係ないし)

でも、それをしてしまったら、こんな小さな会社の存在意義はなくなってしまう。

私は、ガーナで出会ったサプライヤーの情熱に共感して、そのモリンガオイルのクオリティーに感動して、自分が気に入ったこのモリンガオイルを日本に紹介したいから始めたのだ。

アメリカに住んでいて、MITを卒業したのなら、いくらでも、今よりもっと楽して稼げる仕事に就けるのに、あえて、母国に戻って、貢献したいという気持ちに、それがどれだけ厄介な道のりか実感しただけに尚更、ああ、こういうクレージーな人たちと一緒に仕事したいなというだけなのだ。

ガーナでは、これまであまり行われていなかったモリンガのオイルを抽出する技術をMITで開発し、現金収入の少ない農家に、モリンガを植え、それを買い取り、モリンガオイルを抽出してガーナ国内外で販売している。

JUJUBODYは、北米に起点がある彼らがリーチできない、アジアマーケットを担っている。

彼らは、これまでに、250,000本以上のモリンガの木が植林され、1000軒以上の農家、収入を4倍にまで増加させている。

一夜で大きなことはできないけれども、自分の周りから、小さな変化が生み出せれば良い。

明治維新期に、海外で学んだ日本人が帰国し、日本の近代化、発展に寄与したように、ガーナを発展させるのは、こうした教養と志ある若いガーナ人だ。

外国人ではない。

私は、そういうチャレンジャーな心意気が好きなんだなあ。

 


過度な抗菌は、免疫力を弱体化させるので、要注意


抗菌石鹸の販売が米国で中止されたという、興味深いニュースを目にしました。

米食品医薬品局(FDA)は2日、19種類の殺菌剤を含有する抗菌せっけんなどの販売を禁止すると発表した。通常のせっけんと比べて優れた殺菌効果があるとは言えず、健康に悪影響を及ぼすリスクがあると警告している。

19種類の殺菌剤のうちトリクロサンとトリクロカルバンは抗菌効果をうたう固形せっけんや液体せっけんに広く使用されているが、免疫系に打撃を与える恐れがあるという。

FDA医薬品部のジャネット・ウッドコック(Janet Woodcock)氏は、「抗菌せっけんには細菌増殖を防ぐ効果があると消費者は考えているかも知れないが、通常のせっけんと水で洗うよりも有効であることを裏付ける科学的根拠はない」と明言した。その上で「殺菌剤が長期的には益より害になる可能性を示したデータもある」と説明した。

抗菌せっけんの販売禁止 米国

実は、JUJUBODYで、シアバターを取り扱おうと決めた背景には、乳幼児を持つ友人が口を揃えて言う「手が荒れて困る」という悩みがありました。

そして、子供を気遣うがあまり、皆、清潔に保とうと、手洗いに敏感で、除菌ができる液体ソープを使っていたのです。

シアバター石鹸とハンドクリームをシアバターに変えるように勧めると、それだけで、随分良くなったという人が多かった一方で、「普通の石鹸で十分に殺菌できるの?」という声も上がり、

殺菌なんて、しなくていいのに。

と、思ったものです。(実際には、普通の石鹸で十分ばい菌は落ちます)

最近の研究によると、1歳までに様々な細菌にさらされた子どもは、3歳の時点でアレルギーや喘息を発症するリスクが格段に低いことが分かっています。

また、犬と暮らす赤ちゃんの風邪を引く割合が低いという研究結果も発表されています。

要するに、ある程度汚いところで育った方が免疫力がつくのです。

免疫システムは、菌などの異物(抗原)に遭遇するたびに、それぞれの抗原ごとに最良の攻撃方法を学習し、抗原を記憶し覚えていきます。

であう抗原が多ければ多いほど獲得免疫のレパートリーが拡がり、免疫力は強化していくのです。特に、免疫システムが作られる1歳前までに、できるだけ多くの抗原にさらされることが、重要です。

この時期、今の日本では、無菌状態に赤ちゃんを置いていませんか?

先進国で見られる、過剰なまでの消毒対策や、抗生物質や抗菌剤の多用は、子供の細菌への接触を減らしてしまい、正常な細胞にまで過剰に反応する「自己免疫疾患」に陥りやすい体質にしてしまいます。

清潔な環境で育った子供は、アトピー性皮膚炎などのアレルギーになりやすいそうです。

アフリカでは、アトピー性皮膚炎とか、ほとんど聞きませんが、先進国で暮らす黒人の間では、そういう症状を患っている人の話を聞きます。

清潔さに神経質になりすぎるのは、子供の持つ免疫力を弱めてしまうのですね。

人間は、菌と共生して生きています。

人の体重の、少なくても1キログラムは細菌の重さだと言われれています。

最も多く「菌」がいるのが大腸で、人の腸内には一人当たり100種類以上、100兆個以上の腸内細菌が生息しており、腸内細菌の重さは1.0~1.5Kgにもなります。

また、最近では、「顔ダニ」として知られていますが、人の皮膚には1兆個以上の常在菌がいると言われていて、集めると100グラムにはなるそうです。

これらの菌は、人間に害をなすわけではありません。

それどころか、皮膚の常在菌は、人に害を及ぼす菌から人体を守るバリヤーの役目を果たし、体内にある常在菌は、摂取した食物の分解などを補助してくれたりと、人間の細胞では成し得ない様々な機能を補ってくれています。

身近な例でいうと、ビフィズス菌などですね。

つまり、人間と菌は、共生状態にあり、菌=悪、害ではないのです。

外からの菌が怖いあまりに、除菌に力を入れすぎると共存関係を図る上で必要な良い菌までも傷つけてしまうのです。

日本は、間違いないく、世界で最も、過剰な除菌、消毒国です。それが、私たちの免疫力を弱体化していることは間違いないでしょう。

あまり、神経質にならずに、過度な抗菌、除菌には、要注意。

 

参考: 人は菌と共生している 行き過ぎた抗菌・消臭思考は危険