月別アーカイブ: 2016年3月

Life is not fair but that’s why it’s worth fighting for


「俺の生まれた場所がガーナじゃなかったら、どんなチャンスがあったのかな。どんな風に待遇されてたのかな。」

とポツリと心境を呟くパートナーを見て、

生まれた場所によって自分の持っている可能性を広げる機会を得られないという事は残酷に、不公平に感じた。可哀想に感じた訳でもなく、申し訳なく感じた訳でもなく、その事実がそのまま腹の底にズドンと落ちて来た。

ガーナで頑張る日本人の友人の投稿に、ああと、自分も同じ想いを抱いたときのことを思い出した。

そう、可哀想とか、申し訳ないとかではなく、その生まれた場所によって可能性が狭まってしまうというその事実の重さを感じたときのことを。

残酷なことに、この世界は、人生は、公平ではない。

不公平なのだ。

生まれたときから、何の不自由もなく、愛情をいっぱいに受け、傷みも知らず(失恋ぐらいがいいとこか)、大人になっていく子供もいれば、愛を知らずにゴミだめのような場所で成長しなくてはならない子供もいる。

この不公平さは、なくなることはない。

でも、だからこそ、

Life is worth fighting for

戦う価値のあるものなのだ。

私は、アンフェアなのは嫌いだ。

一人では何もできないけれど、一緒にやれば、少しはチャンスが広がるのではないか、そう思って飛び込んだのが、ガーナだった。

学生の頃に、ALS(アイス・バケツ・チャレンジで注目された)を発症し、余命2年と言われながら、急に進行が遅まり発症から50年以上経っても健在で、「ブラックホールの特異点定理」を発表した「車椅子の天才」と呼ばれるスティーヴン・ホーキング博士は、こう述べている。

One has to be grown up enough to realize that life is not fair.

人は、人生が公平ではないことを悟れるくらいに成長しなくてはならない。

You just have to do the best you can in the situation you are in. 

自分が置かれてる状況の中で、ただ最善を尽くさなきゃならない。

I try to lead as normal a life as possible, and not regret the things it prevents me from doing.

人生は、出来ることに集中することであり、出来ないことを悔やむものではない。

私がガーナで出会ったのは、この英知を携えた人ばかりで、ただただ腐らず、自分の置かれた状況で最善を尽くしていた。

たぶん、そこが、私のガーナの、ガーナ人の好きなところなのだと思う。

そして、その経験のおかげで、私も、31歳で癌にかかるという予期せぬ出来事にも、「なんで私が」という感情に沈まずに済んだのだと思う。

だって、それが人生だから。


ガーナ版Sex and the City! ーAn African City


アフリカ版セックス・アンド・ザ・シティとして、一部では有名な「アン・アフリカン・シティ」

1話15程度で、You tube で視聴できるこのドラマは、高学歴のガーナ人女性の日常、恋愛事情と自国文化とのギャップなどが描かれており、面白い。そして、本家”Sex and the City” のように、登場人物の女性たちの衣装もおしゃれだ。

衣装も、ガーナ人デザイナーで有名な「クリスティ・ブラウン」の服などが用いられ、アクラのトレンディスポットがたくさん紹介されている。

ガーナ国内でもソーシャルクラスで異なる文化対比や、高学歴のガーナ人の多くが西洋で学んでいることからガーナ文化と西洋文化の対比もよく分かるガーナの文化に触れることができるのもこのドラマの魅力。

IMG_1409このドラマが、3月号のクーリエ・ジャポンで紹介されていて、実は、個人が身銭を切って製作したものだと初めて知って驚いた。

米国育ちのガーナ人女性ニコール・アマーティフィオさんという、大学卒業後、世界銀行で広報の仕事をしていて、自分のような外国育ちの高学歴アフリカ人女性の物語をテレビで見ることがないのが不満で製作に至ったという。

「出てくる女性は、貧しい人ばかり。私はその正反対を見せたかったの」

こういう若いアフリカ出身者の行動が最近目立つ。

こういう「変化」を起こす人たちって好きだな。私が現地で出会ったガーナ人も、こういう人たちが多かった。だから、ガーナでの生活は、ワクワクして楽しかった。

そして、彼女の創作の原動力となったこの不満は、教養のある若いアフリカ人誰もが一度は抱くフラストレーションではないかと思う。

私のガーナ人ビジネスパートナーも、アメリカ南部で駐在員として働いていたとき、「普段はどんな生活をしていたの?」とか、まるで、今も森で狩りをしているという答えを期待するかのような質問をよく受けたという。

「Ignoarance (無知)なだけで、彼らに罪はないけどね」 と笑う。

「スーツを着て、車で通勤して、家に帰って、友人とビール飲みながら映画を見たり、ここの生活と対して変わらないよ」

(その通勤途中の道がボコボコだったり、映画観ている途中で停電起きたり・・・なんてことはあるけどね)

何かと「貧しい=かわいそう=救いの対象」とみなされるのは、非常にうっとおしいことだと思う。そして、そこにはどこかにいつも「上から目線」が存在する。

同じレベルで仕事ができない、議論ができない。

それは、人種や文化のせいではなく、教養の度合い、当人の性質(環境によるものも多分にあろうが)によるものだ。

貧しい地域では、高等教育を受けられる機会に恵まれるケースが少ないため、その比率が高まるだけで、日本国内でだって同じ現象は少なからずある。

これまで、日本に入ってくるのは、どうしても国際協力関係者からの情報が多いため、アフリカの負の側面が多かったが、私は、彼らが育む素晴らしい文化や、今起きているクールな側面を伝えていきたい。

 


マルイ北千住店で期間限定ショップ開催中


3月5日(土) から15日(火)まで、マルイ北千住店にて期間限定ショップ開催中です。

12791068_483218621885489_8843490861792011772_n普段からJUJUBODYを愛用していただいているお客さまが、ご近所にお住まいだったので、遊びに来てくださいました。

5歳の息子さんは、アトピー体質で、ステロイドが欠かせなかったそうですが、TRUE SHEA BUTTERを使い始めてから、ステロイドなしで大丈夫になるほど、改善されたそうです。

こういうお話を聞くと、この事業を初めて良かったなと本当に嬉しくなります。

薬は、「毒」と表裏一体。

放射線治療なんかが、その如実な例ですが飲み薬や塗り薬も必要な時にスポット的に使用するのは良いと思いますが(無理して使わない!っていうのも困りもの)、長期使用や常用化は避けたいもの。薬なしで済むに越したことはありません。

西洋医学に意義があるように、伝統医療や「昔からのおばあちゃんの知恵」も見過ごせないと思うのです。

アフリカ、ガーナの「知恵」も、捨てたもんじゃありませんよ。

だって、あの照りつける大地で、暮らす人々の生活をずっと支えてきたのですから。

「彼らの「知恵」を、お裾分けしてもらう」

というのが、JUJUBODY の事業を通して行いたいことです。

また、日本ではアトピー薬が手放せなかったのに、水が止まって毎日お風呂に入れないこともある、衛生的には日本の生活より悪化しているはずなのに、アフリカに住んでからアトピーが改善されたという話も度々耳にします。

実は、化学物質アレルギーだったということが多いようです。

全てを避けることは不可能ですが、毎日ベースとして使うものは、やっぱりなるべく自然なものが良いなと思います。


Good to be home


週末、MBA時代の友人の結婚式に参加するため、オランダに渡航した。

オランダでの宿泊は、いつも友人宅。空港まで迎えに来てくれる。

空港を出たところで、待っていてくれる人がいるっていいなあと思う。

今回は、たまたま空港に居合わせた前プログラムマネージャーと、空港近くのオフィスで働いていた友人と、下宿させてくれる友人の3人がいた。

Homeって、私なりに定義するならば、帰りたいと思う人がいる場所、自分を待っていてくれる人がいる場所だと思う。

Good to be home

オランダに降り立つとそんな気分になる。

12804745_934835199934944_249697775148231883_nたまたま滞在中に予定されていたMBA Weekend (MBA候補生の体験イベント)に参加するため、卒業以来2年ぶりにキャンパスへ戻った。

キャンパス内ホテルに滞在できたため、遅くまでバーで遊び、Old good daysを思い出す。

二日酔いで朝食に間に合わない友人をよそに、時差ボケで大して寝てなくても爽快な私は、一人、キャンパス内を散歩。

12509209_934835256601605_6366351580396284551_n天気が悪い日が多いオランダにおいて、非常に珍しいほど清々しい綺麗な冬の日だった。

1時間に2本(週末は1本)のバスの時間に合わせ、寮から長く続くこの道を何度走ったことだろう。

私からの候補生へのアドバイスは、「MBAプログラム選びは、自分が何を求めているかによる」ということだ。

ただ、キャリアに箔をつけるためにMBAをするならば、断然、MBAランキングで上位の国際的に名の通ったスクールが良い。Nyenrode は、クラス規模がそもそも小さいので、人数が引っかかってランキング外になることもあるし、生徒数も少ないので、オランダ以外ではあまり知られていない。

12802951_934835223268275_4579319072798826016_nでも、オランダで働く可能性を残したいならば、Nyenrodeは、”the school” 知る人ぞ知るオランダでは最もprivilege 名誉な学校だし、欧州で働きたいという場合にも、欧州の中で景気が良く、英語だけで職が得られるオランダはゲートウェイとして最適だ。

そして、この学校の売りは、全員キャンパスで24時間過ごす「仲間との蜜の濃さ」にある。

どれだけバックグランド、思想、嗜好が違っても、口論しても、「愛情」が生まれお互いを慈しむことができるという世界平和の縮図を身をもって体験できたのは、何ものにも変えがたい私の一生の財産だ。

12717945_10154014444787094_8917525613115383111_nそして、それに必要なのは、「教養」だ。

だから、「教育」が必要なのだ。

“Reward for life”

ナイエンローデのキャッチコピーは、見事にそれを表現していると思う。

 

 

 

いつもクラスで一番チビの私は、写真はセンター(笑)