月別アーカイブ: 2015年12月

起業と3年の壁


一足早く仕事納めの日。

と言っても、オンラインベースでの仕事は、変わらず続けます(笑)

たまたまですが、良いタイミングで、いつもお世話になり応援してくれている投資家の方とミーティングを行いました。いつも、会うと元気をもらえます。

ガーナの会社MindNETの状況と方針について、また、日本のJUJUBODY事業について。

screen-shot-2015-05-12-at-5-46-11-pm1「どんなビジネスでも立ち上げて回すには、3年かかるよ。そこまで持たずに諦める人が多いけど。そこは、やっぱりどうモチベーションをキープできるか」

徐々に成長するのではなく、いったい芽が出るのか?という這うような状態が続いて、ある時を境にスパークするという。

「大きな鉄の塊を転がすようなもので、転がすまではビクともしないようで大変だけど、一度転がると、転がり続ける。それまでの経費や投資なんて一気に回収できるし、それがビジネスの面白いところ」

確かに、実際にやってみると、感覚としてそうなんだろうなと感じます。

日本のことわざにも、「石の上にも3年」なんてありますが、よく言ったものですね。

ガーナのビジネスが2年(VIVIA.com.ghのサイトをアップしてから1年)、日本のビジネスが登記から1年(商品を揃えてから2ヶ月)ということを考えると、焦る気持ちはありますが、まあ、ぼちぼち、決して悲観するような状況ではないなと思います。(むしろ、日本の事業は順調にすんなり行き過ぎかも?)

“We learnt a lot these 2 years. And still learning. Things can only get better.”

「この2年でたくさん学んで、今も学んでいる最中。今後はよくなる一方だよ」

ガーナではビジネスを起こして回して定着させるのに5年はかかると言っていた先輩がいたけれど、それも実感としてわかるようになってきたのは、前進(10歩進んで9歩下がる感じだけど)している証拠なのかもしれません。

実践以上の勉強はないし、実践しないと見えないものばっかり。

以前書いていたMBA時代の日記、オランダMBA@ Nyenrode Business Universiteit にもアップしたマーケティングの授業で観た元気が出る大好きな映像を思い出しました。

First Follower: Leadership Lessons From Dancing Guy

「ファーストフォロワー:踊る人から学ぶリーダシップの教訓」というVTRは、マーケティング、リーダーシップ、アントレプレナーシップ(起業)のMBAの授業でもよく使われる教材で、ビジネススクールでは一度や二度、目にするもの。

最初、一人で踊っていると、「なんだコイツ」「頭おかしい」「危ない人」ぐらいに思われ、周囲は引き気味。でも、そこに、”First Follower”  最初のフォロワーが加わると、周りの味方がちょっと変わり、2人目になると、さらに変わり、次々に支持者が増え、最終的に大きな群衆になると、お祭りになり、最初一人で踊っていたクレイジーな人が、クールな人になってしまうという話。

アホだと思われても、一人で立ち上がって踊り出すこと、踊り続けることが、いかに重要か、最初のフォロワーを得るのがいかに次のステップにつながるか。2人目を得たら、もうこっちのもの。

そう思わせてくれるリーダシップの教訓は、起業そのものを表現している気がします。

今年は、MindNETもVIVIA JAPANも2人目のフォロワーを得るところまで進みました。

来年、踊り続けて、群衆を作りたいと思います。


ボディショップとモリンガオイル


ここ半年ぐらいですが、「モリンガ」を知っているとお答えになる方に会う機会が増えているように感じます。

中には、「モリンガオイル、知ってます!私、あの香りが好きなんです」という方もおり、ボディショップの「モリンガオイル」を通じて、モリンガをお知りになった方も多いようです。

モリンガオイル・・・そんな良い香りはしないけどなあ・・・?

と、半信半疑で、真相を確かめるべく、ボディショップへ。

本当の100%モリンガオイルは、木の香りがするからです。

さっそく、モリンガオイルを試してみると、う〜ん、ベタベタ。

モリンガオイル本来のさらさらとした浸透性がありません。

murungai3香りもとても強く、ジャスミンに近い気がします。

モリンガの花ってこんな匂い?

モリンガはあっという間に随分な大木になるので、匂いを嗅いだこともなければ、匂いが地上まで漂うことがないので、こんな匂いではないと思うけどなあ・・・と、

ラベルを確認すると、配合率の高いものから順に表示されていることが一般的ですが、30種類ぐらい並ぶ成分名がずらっと。

成分表の下の方に、「ワサビノキ種子油」の文字が確認できます。

「油」が、3種類程度とブレンドされているようですが、その中でもモリンガオイルの配合量が最も低く、他、様々な化学物質名が並んでいます。

正確に表現するならば、「モリンガオイル配合ブレンドオイル」が正しいように感じます。

また、モリンガの花から抽出したエッセンシャルオイルなどは含まれていませんから、モリンガの花をイメージした香りというのが正しいのではないかなと思います。

 

実は、当局に登録する登録上の製品名と、ボトルの一番目立つところに名付ける製品名(屋号のようなイメージでしょうか)は異なります。この名称は、自由に決定できるのです。

モリンガオイルは高価ですから、本当にモリンガオイルベースであれば、あの値段で商品化はできません。

同じく、ボディショップでは高価格帯である、「オイルズオブライフ」シリーズの美容オイルは、天然オイルを99%3種ブレンドし、30mlで8,640円で販売されています。

ちゃんとオイルを配合するとね、納得。

物作りに携わってみて実感することは、安くては良いものはできないし、高くてもいいものとは限らないということ。高すぎる場合は、大抵、ブランディングの費用分が加算されているのです。

1976年にイギリスのアニータ・ロディックが設立したボディショップは、夫が単身赴任中に娘と一緒に15品の化粧品からお店をスタートさせたと言います。「自然由来の成分でつくる」「動物実験をしない」というポリシーは、当時は画期的だったのではないでしょうか。

当初は、とてもアットホームなお店で、環境への懸念を宣伝し、新しい容器を売るよりも、ディスカウントすることで、顧客に対して、自分の容器を持ってくるように要請していたそうです。

その後店舗数を増やし、急成長したボディショップは、2006年にロレアルと買収合意しました。

このディールには、未だ動物実験を続けているロレアル社の傘下に入るということで、ボディショップのコアバリューに反するとダブルスタンダートに対し批判が上がったそうで、特に本社のあるイギリスでボイコットが相次いだそうです。

やはり、規模が大きくなり、大衆化すると、昔の容器をリサイクルして持ち込む・・・という顧客との温かいコミニュケーションがあった時代のビジネススタイルを存続させるのは難しいでしょうね。

現在の商品クオリティ云々はさておき、様々な国からその国独自の天然素材を見い出し、「援助ではなく取引を」とトレードを活性化させた点は、素晴らしいと思います。

シアバターの火付け役も、このボディショップやロクシタンでしたね。

正しく、「モリンガ」を伝えてくれていない点は残念ですが、「モリンガ」の認知度を上げてくれているという点では有難く、欧米のコスメ業界でのモリンガオイルへの注目度が伺える一例でもあります。

本当のモリンガオイルの素晴らしさを伝えるのは、JUJUBODYの役目です。


ミュゼプラチナム経営再建問題


ミュゼプラチナム経営再建問題に、やっぱり、というか、あのビジネスモデルが10年も続いたことが驚きだ。

脱毛業界の価格破壊を仕掛けて急成長といっても、派手な広告で人を寄せて年商は上げているというだけ。赤字でも収益さえ上げていれば、銀行はお金を貸すから、資金繰りが回れば潰れないという典型か。

新しくマーケットを創造する場合は、収益予測は難しいというより、不可能だ。

でも、このビジネスモデルであれば、キャパシティーと価格設定からマックスの収益を計算して、マーケティング、特に広告宣伝費と比較し、モデル自体がサステナブルか否か簡単に判別がつくように思う。

だいたいワキの施術をほぼ無料にして、そこで実際に体験させて他の部位で稼ぐという手法になっていたが、この会社よくもつな〜??と思っていたものだ。

一度の契約で何ヶ月置きにその顧客が来店する必要(確か、3ヶ月おきのペースだったはず)があるか計算できる。

施術の時間も計算でき、店舗内の部屋数も限られている。(かなり時間には厳しいルールだったが、アイドルタイムだって、キャンセルだって考慮しなくてはならないので、キャパシティー最大より少し余裕を見る必要があるが)

となると、広告で人はたくさん集客できるので集客問題はないとしても、キャパシティーとして、マックスでどれだけの人数が捌けるか、捌けたとしていくら稼げるか計算できるはずだ。

だから、急成長というよりも、常に増えていく新規顧客に対応するために店舗を増やさないと成り立たない状態だで、今年に入っても新店舗を開店していたようだ。

数学に弱い私でも、ちょっとしたシミュレーションで、そもそものモデルに難があることなんか簡単にわかるのに、なぜ、銀行はお金を貸し続けたのだろう??

う〜ん、私にはよくわからないわ・・・


ドナルド・トランプ支持率上昇というアホなアメリカの現実


ドナルド・トランプの支持率が上昇し、40%を超えたというジョークのようなニュース。

保有する不動産は時価数千億円という不動産王ドナルド・トランプ。

兼ねてから、「私が当選したら、メキシコ人や移民は帰ってもらう」などの暴言を吐きながら、今回、「イスラム教徒の入国を全面的かつ完全に禁止」と発言後に支持率が上昇したという。

傲慢で阿呆なヅラ富豪を支持する人がこれだけ存在するという事実。(どうでもいいが、当人は、ヅラ疑惑否定)

これがアメリカという国の愚かな現実なのだ。

オランダでは、12月6日に、サンタクロースならぬ、「シンタクラース」という聖ニコラウスを祝うイベントがある。人目を引く赤いマントと冠、そして長い白い髭を携えた この聖人は、毎年11月中旬、「ピート」と呼ばれる大勢の黒人従者を伴い、プレゼントを一杯乗せた蒸気船に乗って、オランダにやってくる。子供達は、煙突や裏口に自分の靴を置いておき、夜中、ピートがシンタクラースを手伝いながら、シンタクラースが子供達の靴に贈り物を入れて行くというもの。

ピート役は、顔を真っ黒に塗りたくる。

近年、「ピートは、奴隷でしょう?それって人種差別なのでは?伝統とは言え、そろそろ再考し直すべきなのでは?」という声が、高まり始めてはいるらしいが、これが、事件に結びつかないのは、オランダだからだ。

アメリカで行われたら、シャレではすまない。銃撃戦にでもなろう、大変な騒ぎになってしまう。

差別を受けてきた人々を受け入れる寛容の国として、これまで十分に移民を優遇してきたという意識を強く持つ多くのオランダ人は、「我々が差別などするはずがない。これは伝統で、小さな子供達の大切な行事。おまけに、ズワルト・ピートが黒いのは、煙突掃除ですすを被ったから」ナンセンスとした。

これが通用するのは、普段、オランダに、「差別」がほとんど存在しないからに他ならない。

ガーナ人ビジネスパートナーのカールは、以前、仕事で、アメリカ南部に住んだことがある。

彼が、何も知らず、立ち寄ったバーには、旧南部連合の旗が掲げられていた。

それは、「白人のみ立ち入りOK」という暗黙のサインだったことを後に知ったという。

ガーナで教育水準が低い人は、自分たちが外に出ると「人種差別」を受けるということを知らない。(日本人だって、日本にいる限りは、感じることがないように)

大卒者ぐらいになると、「そういうことがあるらしい」という知識がある程度だという。

彼は、旅先のイタリアで、長年イギリスに住んでいた「無理だよ。入れないよ」と嫌がるガーナ出身の友人を、「何を馬鹿げたことを」と言い、バーに連れ立ったことがある。何軒も「いっぱいだ」と断られ、数軒目で入り口で「ただ、飲みたいだけなのに!」と言ったところ、「飲みたいなら、ドリンクを持ってきてやる」とセキュリティーに言われ、その横でイタリア人が中に入っていく様子を見て、初めて、今、目の前で何が起こっているかを理解できたという。

それが、初めて「差別」を受けた体験だったそうだ。

「人種差別を行う人は、無知なだけだから責めることはできない。馬鹿だなとおかしく思うぐらいだよ。移民が必ずしも良い振る舞いをしないのは事実だし、それが自分たちの評判を下げていることに怒りを感じるけれど、同時に、貧しく教育を受けられなかった彼らが、そうならざる負えないのも理解できるから責めることはできない」と、彼は言う。

king3I have a dream that my four little children will one day live in a nation where they will not be judged by the color of their skin but by the content of their character.

「私には夢がある。私の四人の幼い子ども達が、いつの日か肌の色ではなく人格そのものによって評価される国に住めるようになることを」

1963年にキング牧師がそう語ってから、もう50年以上経つ。

果たして、私たちは、どれだけ進歩しているのだろうか?

 


チョコレートを選ぶなら


私が、以前より食事に気を使うようになったので、友人からたまに食事の相談を受けたりします。

「疲れるとチョコレートをついつい食べたくなっちゃうんだけど、よくないよね〜」というので、「チョコレート自体は、大丈夫だよ」という話をしました。

チョコレート、「甘くて体に悪いもの」から、最近では「ポリフェノールの入った体に良い食べ物」へ認識が変わりつつありますが、チョコレート全般全てが良いわけではありません。

チョコレートの原料のカカオは、紀元前からメキシコから中南米にかけて原産し、「神の食べ物」と呼ばれ、貨幣として流通するほど、とても貴重なものでした。

そのころのチョコレートは、カカオ豆をドロドロになるまですりつぶし、これに、とうもろこしの粉やバニラ、トウガラシなどのスパイスを 加えたもので相当苦く、不老長寿の薬とされ、高貴な人だけが飲めるものでした。

疲労回復、媚薬、歯痛、喉の炎症、赤痢、胃潰瘍、食欲不振、解熱、解毒のためにも利用されていました。

ですから、カカオそのものは、とても体に良いものなのですが、美味しいお菓子、チョコレート二なる過程で大量に加えられる砂糖が不必要なものなのです。

IMG_3943カカオからチョコレートを作るワークショップに参加された方は、驚かれたと思いますが、カカオ70%のチョコレートでも結構な砂糖が入っていましたよね?

あれが、大量生産されるチョコレート(カカオ成分はいかほどでしょうか)だと想像すると、砂糖を食べているようなものになってしまうのです。

ですから、チョコレートを選ぶなら、カカオ70%以上 (カカオマスとカカオバターなど、カカオ成分がという意味)、個人的なお勧めは、カカオ80%のチョコレートです。

90%を過ぎると、それこそ薬を食べているような感覚になり美味しくなく、70-80%だと食べやすく美味しいながらもカカオの味が楽しめます。

また、カカオ成分が濃くなると当然お値段も上がりますが、こういうチョコレートは、とても濃いので、少量で満足感が得られます。安い大量生産されるチョコレートは、簡単に板チョコ1枚平らげられてしまいますが、一度に食べきることができません。ですから、実質的には、大した値段の差にならないことになると思います。

また、安いチョコレートには植物油が使われますが、高いチョコレートはカカオバターを使っています。カカオバターは、他の植物油より高いからです。チョコレートの風味をより出すために香料も用いられていることが多いです。

ちなみに、JUJUBODYのTRUE COCOA BUTTERは、とっても珍しいアフリカで1社しか製造できないという未精製の豆ロースト法カカオバターを使っているので、香料がなくてもカカオの芳香がします。

だから、「本当のカカオバター」という名前をつけたのですが(笑)

原材料表示をご覧になって、香料にしてもバニラビーンズなど、合成香料でないシンプルな材料を使っているチョコレートをお勧めします。

そういう意味で、最近気に入ったチョコレートが、スイスのステラの板チョコカカオ80%。

カカオマス、砂糖、ココアバター、バニラビーンズのシンプルな原材料でできています。

表示免除できるキャリーオーバーなどが含まれている場合もあり、完全にこれだけとは言い切れませんが、それを言い出したらキリがないので、表示を見る限りシンプルなものを選択しています。

輸入食品のお店や成城石井で販売されているので、チョコレートを食べるならダークなカカオ成分の多いチョコレートをぜひ選んでみてください。