言葉の力


言葉って、スピーチでも文章でも、やっぱり発言者の魂が出るものなんだよね。

トランプ夫人の演説が、ミシェル・オバマの演説のパクリだと報じられていたので、聞いてみた。

うーん、これ、見事に文章構造一緒で、ちょこっと単語変えてパクっちゃったね。

自分から出てきた言葉なら、これほど同じにならず(一文ならまだしも)、いくらでも他の表現になるよなあ。

でも、そこに言葉を発する本人の心が全く入っていないから、ほぼ同じ内容なのに、全く心に響かない。

なんの真実味もない。(だいたい他の内容も、旦那の公約や発言とチグハグだし)

まあ、東欧から出てきて、体一つでアメリカンドリームを掴んだ人には違いないのだろうけど。

これが、Future first lady ねえ・・・ギャグだわ。

スピーチライターがついているにしろ、心を動かすスピーチには、その人自身の経験と想いが、その人自身が表れている。

そういう言葉には、人を救うだけの力がある。

スティーブ・ジョブスや、J.K.ローリング、シェリル・サンドバーグのCommencement Speeches には心動かされたし、オバマ大統領のシカゴでの勝利宣言時の演説もそう。(大統領就任演説より個人的には響いた)

昨夜、WBSでARM買収について話していた孫さんの少年のような嬉しそうな顔も、心に残る。

何百、何千、何万人という人の心を動かすなんて大それたことではなく、近くにいる誰かの心や気持ちを、その人が沈んだ時に、明かりになるような言葉を投げかけられるようになれたらいいな。

残存記憶でも誰かの心に残れたら。

そうやって、人との出会いを繰り返せていけたら、良い人生かななんて思った夜。