犬のいる暮らし


自粛期間中に、一つ大きな決断をしました。

子犬を飼い始めたのです。

実家では犬を飼っていて、犬のいる生活は絶対欲しいと思っていた私。

ガーナでも犬は飼っていた(いや、家についてきたのですが)のですが、一人きりで飼ったことはありません。

いつも、街中で犬を連れた人を見るたびに、いいなぁと後ろ髪引かれる思いで振り返っていました。

海外に行くことも多いし、留守番させてしまうことも多いし、今はムリ。

ずっと、そう思っていました。

日本に戻ってきた時から、また、いずれ海外に戻りたいと思っていたこともあり、

責任を負えないと思っていたのです。

でも、このコロナを機に、果たして本当にまた海外に定住したいのか?

刷り込みのように前提にあった自分の考えと向き合うようになりました。

実際問題として、日本以上の医療体制のある国は、ヨーロッパでも、それほど多くありません。

欧州に住んでいた当時とは違い、友人も皆それぞれに散らばり、家庭があり、生活があります。

会社などに所属していれば、嫌でもコミュニティーに属し、そこから交友関係が広がりますが、そうではない人間が、見知らぬ地でゼロから始めるには、とてもエネルギーがいります。

これまで日本で培ってきた仕事も、生活もあり、それを全て残して、本当に行ってゼロからスタートしたいのか?と疑問を投げかけた時に、ベースは、日本で良いのではないかと思うようになったのです。

となると、毎週、海外出張に行くわけでもないし、まして、今年は海外出張はない。

自分一人で世話をと思うから、ムリだと思うのですが、お金を払えば、犬の保育園やペットホテルなど、犬と楽しく生活する、お手伝いをしてくれるサービスもたくさんあります。

子供を保育園や寄宿学校に入れるのが、子供にとってかわいそうなのか?という問題と一緒で、

私が出かけているときでも、ストレスなく生活できるような環境を用意し、

順応できる子に育てれば、可能ではないか?と思うようになったのです。

まして、自宅で過ごす時間が多い今は、手のかかる子犬を育てるのに最適。

犬欲しいなぁという積年の想いから、予定もない時から、

ペット可マンションに引っ越していたので、今すぐにでも平気。

となると・・・・・まあ、すぐに動いてしまいますね。

「ムリ」と思うから、ムリだっただけで、方策はいくらでもあるのです。

犬を飼い始めてから、毎日があっという間で、家に帰るのがとても楽しみになりました。

コロナがなければ、決断できなかったと思います。

無条件に愛情を傾けてくれ、また愛情を注げる相手がいるのは、

日常を豊かにしてくれるなと、うちのチビちゃんに感謝です。