年は重ねても、老いてはいけない


今年は、念願だった書籍の出版が、幻冬舎さんという大好きな出版社から、最高の形で叶いました。

と、同時に、これまではオンラインでの販売に特化していたのですが、インターネットが使えない人からの電話での注文を受けるようになりました。

ありがたいことではあるのですが、電話注文への対応を予期していなかったため、ここに労力がかかり(長い人では1時間ぐらい話す人もいるので!)、十分に出版の成果を事業に活かせなかったことは、反省として残ります。

後半には、ショールームオフィスへの移転もありました。

この移転は、自分のコンフォートゾーンから抜け出す、

新たに自分を前進させるための強制的手段の意味合いもありました。

実は、今年、私個人としては、「年を取ったな」と初めて実感した年でもありました。

これまで友人の子供の成長などを見て、ついこの前まで赤ちゃんだったのが、少年少女になっていく様に、年月の経過は感じても、自分で身体的にではなく、「心の老い」を感じることはなかったのです。

それが、今年、初めて、心の老化を感じました。

ガーナへの出張の際に立ち寄ったオランダで、

パーティー三昧だったMBA時代の独身の友人たちが、

「オレ、こんな年で未だにシェアして住んで何しているんだろ」

(オランダは、ワンベットルームの賃貸が少ないので、複数ベットルームのある部屋を独身者はシェアして住むことが多い)

「なんかもうパーティーも、どうなるか見当つくし、真新しいことないし、面倒だから、18時に家に帰っちゃった」と発言していて、驚くと共に、一抹の寂しさを覚えました。

すると、ガーナのパートナーのカールまでも、同じようなことを言うようになり、「エイジング」を強く実感したのです。

ところが、来年初めの更新を前に、現在の賃貸物件からの移動を考えた際に、私自身も、「引っ越し面倒だな」と思うようになっていることに気がつきました。

広尾の物件は、契約更新をした初めての物件で、

過去10年、私は、毎年引っ越しをしてきました。

1年毎に引っ越しをすると決めたわけでは決してないのですが、

より良い物件を見つけたり、住む国が変わったりと、

「引っ越しは面倒」という人は多いですが、その気持ちがわからないほど、面倒だとは一切感じずに、時には国をまたいで移動してきました。

そんな私ですが、荷物の量も増え、新たな場所へ移動することをとても面倒だと感じるようになったのです。

みんなが休み、ビジネスが停滞する年末年始だからこそ休みを取って海外旅行に行っていたのですが、海外に行くことも面倒に感じるようになったのです。

ここ2,3ヶ月、丸1日完全に休みを取ったのは1日のみだったということもありますが、家で何もせずゆっくりしたいなと。

今年は、一般的にも9日の休みがあります。

数日なら良いけれども9日も家にいても何も生まれないだろうと、思い切って外に出てみました。

すると、新しい発見があったり。

動くと、何かしら新たな発見や出会いが生まれるです。

79才になっても、色んなことにチャレンジし続ける尊敬するデヴィ夫人(そういえば、今年は、短い間だったけど番組出演時に隣でお会いしたんだった!)は、

「挑戦する気持ちを失った時が、自分が年を取ったということになるんじゃないでしょうか」

と言っています。

本当にその通りで、彼女は全く「老化」していない。

私も、自分が「退化」しそうになったら、そうせざるをえない状況に自分を置くことで、「老化」せずに、綺麗に年を重ねていけたらという想いをあらたにしました。

来たる2020年が楽しみです。

皆さんにとっても、素晴らしい年になりますように。