せっかくなら、愛のある言葉を


自分の対人関係を考えたときに、

一番上手くいっている人間関係って、私の場合は、JUJUBODYのお客さまとの関係だと思う。

オンラインでの販売がメインなので、それほど直接コミュニケーションを取ることは多くないのだけれども、商品に関する質問や、相談を受けた際や、事務手続きの関係で言葉を交わすことがある。

その時に、

「いつも素敵な商品をありがとうございます」とか、

「おかげさまで体調がすごく良く、家族みんな元気に暮らしています」とか、

とても温かい感謝の言葉を添えてくれる人が、本当に多い。

ほぼ全員といってもいいぐらいで、これはとてもすごいことだと思う。

間違いなく、私の一番の財産だ。

特に、4月、コロナ問題が起きてから、お客さまからの相談や問い合わせが増え、

同時に、感謝の言葉を多くもらった。

商品に対する感謝の言葉は、造り手冥利に尽きるというか、

そういう言葉をもらった日は、一日、とても幸せな気分になる。

たった一言で、人の1日の気分をこんなに変えられるのだから、

私も、同じように人に接することができているかな?と、自分を思い返してみた。

特に、レストランなどでは、やっぱり「美味しい」って言ってもらうことが、

作る人にとっては一番嬉しいことだから、

本当に美味しいなと思った時には、帰る際に、ごちそうさまだけでなく、忘れずに、

「美味しかったです」とか、具体的に「このお料理がとても美味しかったです」とか、「また来ます」という一言を付け加えるようにしている。

たった一言で誰かの1日を変えることができるのだから、

せっかくなら、愛情のある言葉をかけられるようにしたい。

そう、お客さまから教えてもらった。

逆に、これまでで、うまくいかなかった人間関係を思い返してみると、

まず、私が最初に相手に不信感を抱いていたなと思う。

愛には愛が、不信感には不信感が戻ってくるものなのだ。

いつだったか、「妥協することなく商品を作っているのが羨ましい。また、へんにお客さまに媚びることがないところがいい」と、大手メーカーで商品開発をしている方に言われたことがある。

確かに、私には、よくある「お客さまは神様だ!」という感覚はなく、

どちらかというと、同じ価値観を共有する「同志」「友人」という感覚で接している。

もともと、JUJUBODYは、自分の家族、友人に自信をもって紹介したいものを作るというところから始まっている。

だから、私にとって、お客さまは、家族や友人に近いのだ。

そういう大事な人へのものだからこそ、無駄なものは削ぐけれども、商品のクオリティに変な妥協はしない。

自分が本当に良いと自信を持って使えるものだけを商品にしている。

だからこそ、「買ってください」ではなく、

「気に入ったら使ってください。気に入らなければ、使わないで下さい」という断る勇気も常に持っている。

愛情を込めて作ったものを、愛する人だけに使ってもらいたいという姿勢が、

お客さまとの今の良い関係を築けている秘訣かもしれない。

なんて法則に、自粛中に気がついて、

この関係性の法則は、他の人間関係にもあてはまるのではないかと意識するようになった。

もちろん、ネガティブな感情が浮かぶことだってあるけれども、

大事なのは、そのネガティブな感情に飲み込まれ、支配されるのではなく、

負の感情を押しのけ、愛のある言葉や行動を選ぶということだ。