無理をしないことの大切さ


夏本番!

毎日の暑さに、グッタリされている方も多いのではないでしょうか?

18日には、熱中症の疑いで亡くなられた方が10人もいたとか。

そういえば、ガーナで、暑さで亡くなるって人、聞いたことないなぁとふと思いました。

まあ、亡くなった原因が脱水症状だったとか、気づいていない例もあるのかもしれませんが。

街中、至るところにお水は売っているので、

お水を飲みながら歩いている人は多いです。

そして、何より、みんな

無理をしない。

東南アジアなどでも旅行に行くと、みんな木陰で何してるのかな?

仕事してないのかな?

という光景、ありますよね。

でも、それが正解なんですよね。

あんなに暑い中で、動き回るのは、危険だからなのです。

シアバターの産地ガーナ北部のタマレは、毎日こんな感じの暑さです。

(ヒートアイランド現象のせいで、街中は、体感温度が実際の気温よりも高い気がしますね)

いや、正確には、38-40度ぐらいなので、気温はもっと高いです。

だから、早朝、日の出と共に動き始め、

朝7時ぐらいからシアバター工場は稼働し始めます。

そして、お昼過ぎになると、解散。

夕方まで働きづめには、しないのです。

私も、タマレで生まれて始めて、熱中症の症状を体験しました。

ひどいめまいと頭痛、体の火照りを感じて、これが、熱中症だな、やばいなと思ったものです。

のんびりしているようですが、その地に合った暮らし方というものが、やっぱりあります。

「疲れた」という体の声に、ついつい精神論で対処しがちですが(私も昔はそうでした)、

「疲れ」は、体からのサイン。

無視せず、耳を傾けることが重要ですね。

夏は、立派な亜熱帯性気候に突入した日本も、

無理のない働き方を考えたほうが良さそうです。


民主主義国をまとった共産国?


日本の学校教育では、国語の時間、「読み取り」が重視される。

「この時、主人公は何を感じていたか?」など、

相手の意図を読み取る、汲み取ることはあっても、

「あなたはどう思いますか?」と問われることは、ほとんどない。

自分の考えを長く述べるのは、夏休みの宿題になる読書感想文ぐらいではないだろうか。

答えは、既に何パターンか用意されていて、そこから正解を選ぶのが常だ。

一方、欧米では、「自分がどう考えるか」を常に発しなくてはいけない。

正解は、目の前に用意されていない。

白紙から自分で正解を作り出す。

マークシート式の回答ではなく、エッセイが重視され、入学試験で必須で求められるのも、大きな違いだ。

この長年受けた学校教育の違いは、私たち日本人の考え方、行動に、とても大きく影響していると思う。

自分で考えるのが苦手で、手っ取り早く答えを探そうとしてしまうのだ。

今年に入り、オイルの特性や、クレイ、アロマなどを詳しく勉強するようになり、

そこから植物療法や自然療法をまた覗くようになって思ったのが、

なぜ、こんなに有効なものが、もっと広まらないのか?ということだった。

この日本人の自分で答えを見つけるのではなく、答えを教えてもらうのが好きな性質と、他国に例を見ない厳しさの薬機法が原因かなと思う。

なぜなら、植物療法とか、自然療法は、手っ取り早く知ることができるものではない。

効果は人によって違うから、自分に合う方法を見つけるまで、

試行錯誤を繰り返しながら、自分なりの正解を求めるものだからだ。

勉強も必要だし、今日、明日結果が出るわけではないから、忍耐も必要だ。

西洋医学を捨てようとか、薬は全て悪だと言っているのでは決してなく、

自助努力は、とても大切だと思う。

最近になって、ようやく日本の病院が単純な風邪にも抗生物質を処方するので、

処方しないようお達しが出るようになった。

やたらに抗生物質をとるため、耐性菌が増えていることが問題になっているからだ。

日本は医療費が安いので、ちょっとした風邪でも病院に行くけれど、

欧米では、よほど具合が悪くない限りは、病院には行かない。

その代わり、サプリメントや植物療法と言っても、大げさなものではなく、

ビタミンCをフルールでとって、寝ようという感じだ。

オルタナティブ療法、食事、植物などを使った治療法が広まらないのは、薬機法(旧薬事法)にも原因がある。

日本の薬機法は、「薬と認定されたもの以外は、効果がない」という前提でできているから、ストレートに、「こういう症状には、これがいいですよ」とパッケージに書くことができない。

そのため、化粧品会社や健康食品会社は、頭を悩ませながら、抵触しない表現を探すハメになる。

例えば、ヨーロッパで、化粧水として人気のあるローズマリーウォーターがある。

なんでも、昔、70代のハンガリーの王妃が、その化粧水を使っていて、20代の王子からプロポーズされたそうで、「若返りの水」と呼ばれているそうだ。

「そういう面白いストーリーを伝えたいけど、若返りの水なんてPOPに書けないよねえ」という話になった。

薬機法のためだ。

会った人に話はできるけれども、そういう広告はうてない。

でも、誰が、本当に若返れると思うだろうか?

「ああ、エイジングケアに良いのね!」って思うだけだろうに。

そして、そういう情報を消費者はむしろ知りたいはずだ。

ちなみに、一般消費者はみんな驚くけれども、

薬機法では、「アンチエイジング」はアウトで、「エイジングケア」はOKなのだ。

なぜかというと、エイジング(老化)をアンチ(止める)ことはできないけれど、

エイジング(老化)をケアすることはできるからという理由だ。

でも、一般の人は、アンチエイジングの方が馴染みがあるし、どちらも同じように捉えるのだから、どうでも良くない?バカバカしいって思ってしまう。

薬機法は、言葉尻を捕らえるゲームのようになってきている。

もともとは、ただの「水」を「ガンが治る」と言って、高値で売ったりするような悪徳なケースを取り締まるために、どんどん厳しくなったのだけれども、同時に、そのせいで、情報も入りづらくなっていってしまっている。

自分で考えられない消費者を法で守っているのかもしれないが、過保護になりすぎ、情報統制するのは共産国のようで不健全だと思う。

日本は、よく民主主義を装った共産国だと揶揄されるけれども、

その通りだと思うことが度々ある。

ちなみに、ロシアの試験も、マーク式で記述はほとんどないそうだ。

ああ、そうか、上のいうことを素直に聞き入れる、疑問を持たない考えない人間が求められるからか・・・

あれ?なんだか、これって日本と重なるじゃないか!

やっぱり、これまでの教育を見直し、改善すべき時がきたと思う。

個人がたくさんの情報の中から、精査し選択する力を養得るように。

 

 

 

 


堪忍袋の緒が切れるのを察知したか


まるで、こちらの堪忍袋の緒が切れるのを察知したかのように、

急に石鹸の生産者と連絡が取れるようになった。

嗅覚がすごいではないか。

そして、超協力的に変わった。

お金がなくなったのか?(笑)

と、勘ぐる私たち。

「サステナブルじゃないよね・・・」と、現地のパートナーと話しつつも、

石鹸を待ってくれている人もいるし、今回は、続行することに。

何しろ、彼女は、現在、双子を妊娠中。

旦那さんも一緒に仕事をしているファミリービジネスで、

それなりにまとまった金額になるのだから、

何でもっと早く対応しないかなと不思議なのだけれども、

キャッシュがなくなってはじめて、「あ、そうだ!この依頼受ければいいや」と、

致し難くなってという感じだと思う(笑)

これぞ、ガーナ流。

この点、同じアフリカでも、ケニアやナイジェリアは、すぐにビジネスに繋がる案件を放置したりしないんだなぁ。

他のアフリカの国の友人も、このガーナ的なメンタリティには、ほとほと困っていて、

ここほど、プロフェッショナリズムがないのは初めてだと言っていた。

でも、自分が作るものに対しては、プライドを持っていて、

「私は、そんな偽物使わないわよ!」と、クオリティには自信を持っている。

日本に到着するまで、また何が起きるかわかりませんが、

とりあえず、現状は解決したということ・・・かな?


石鹸問題がやはり現実に・・・(泣)


ガーナ出張後襲われたのは、これまでにない

疲労感。

以前は、一晩寝れば回復した、何とも思わなかった長時間のフライトが堪えるようになってきた・・・という身体的な理由もあるけれども、それ以上に、精神的な疲労感がありました。

ガーナの会社MindNET自体は、面白い案件をいっぱい抱えており、

とても優秀な若い社員にも恵まれて、順調だったので良かったのです。

が、今回の旅で、懸念材料で一番解決したかったのが、石鹸の生産者の問題。

会って話せば、良い感じにまとまるかと思いきや、全く解決しないまま持ち越しだったのです。

どんな感じだったかというと、

「そう言えば、新しい工房の建設は順調?」

「ああ、あれ、辞めたのよ。もう輸出とか、あの書類が必要だとか、これが必要だとか、私を追い回して。面倒で、ストレスになるから、そういうの辞めたの」

「・・・・・」

「だいたいね、一度オーダーして、みんな私のレシピを盗んで、次から東南アジアで安く作らせるのよ。冗談じゃないわよ。私は、このお店と国内のオーダーだけで生活できるから、お金なんかに興味ないのよ」

「・・・・・」

「私はね、祖母は白人だし、人種差別主義者じゃないけど、外国人は、中小企業を助けたいとか言って、チャリティー装ってやってきて、テレビカメラ連れて1週間張り付いて、こっちの技術を盗んで、気づいたら同じビジネス始めてるのよ!だいたいね、シアバターなんて、むこうの言い値で買うのよ。買い手が値段決めるんじゃないのよ。あの人たちは現金持っているわよ。それをチャリティーに見せかけて、ウンザリなのよ」

「・・・・・それは、よくわかるわ。私は、チャリティーでやっているんじゃなくて、あなたの作る石鹸が素晴らしいから、日本の人に知ってもらいたくて、やっているのよ」

「わかってるわよ。あんたのことじゃないわよ。あんたには作るわよ」

彼女は、情報開示をとても嫌う。

機嫌の良い時は、工房を覗かせてもくれるけれども、こちらから見たいというと大抵ダメだし、カメラなんてもってのほか。

日本だったら、メール1通送って、翌日には返ってくるような書類のやり取りに、うちの社員が出向き、ストレートに聞くと教えてくれないので、雑談をしながら心を開いてもらい、ヒアリングをして聞き出すという手法で、何とか輸入に必要な書類を準備している。

彼女は、この業界が長く、ボディショップが、買収される前の本当に体に良いナチュラルコスメだった頃の創業者も知っていて、CNNから取材されたこともある。

だから、「外国人から、利用された」と思ってしまうような出来事も、きっとあったのだろう。

こんな感じなのに、外から注文する人がいるのだから、ビジネスマインドが違ければ、今頃、とても大きな会社になっていたのではないだろうか?と思う。

確かに、「SMEを助けたい」とか言いつつ、既存のガーナ企業で情報収集して、修正点を洗い出し、自分達がより良い形にして同様のビジネスをスタートするというケースは、多々目にすることがある。

それは、私が、製造のところまで、本当は入りたくない理由の一つでもある。

既に良いものを作っている人がいるのであれば、それを伝えるところに特化したい。

日本だと法律でこういう書類が必要で・・・という話をしたけれども、

「あんたたちは、細かすぎるのよ。みんなロクでもない原材料を使うけど、私は、アレルギーになるようなものなんか使ってないわよ!」

ダメだ・・・私には、説き伏せるなんて、無理だわ、と脱力。

うちのパートナーが、「まあ、彼女なら何とか話ができる」というので、任せてみた。

価格が20%上がったこと以外、とても協力的で、

「月末にはオーダーを届けるわ。書類も持ってきなさいよ。請求書送るわ」となった。

が、請求書もこなければ、いざ、約束していた日時に行くと、店にいない。

また、再度アポを取り、約束していた日時前に確認の連絡をすると、電話に出ない。

また、連絡しても、応答なし。

一体、作っているのか、いないのかもわからず。

これが何度となく繰り返され・・・現在に至ります。

自分のコミュニケーション能力不足、忍耐力不足に、無力感でいっぱいで、どっと疲れが・・・という状態でした。

まあ、これ以外にも他に問題があったのですが、キリがないので、一例だけで(笑)

ようやく、モリンガをたくさん食べるようにして、活力が戻ってきました(笑)

そして、ごめんなさい。

ティートリー&セージシアバターフェイシャルソープが在庫切れ状態になってしまったのです(泣)

小鼻の黒ずみもよく落ちるし、ニキビ、吹き出物肌の方にはとても好評だった、このソープ。

愛用者の方、ごめんなさい。

公式オンラインショップでは、在庫切れですが、アマゾンからは来週買えるようになると思います。あと、西武池袋本店オーガニックマーケットさんにも、在庫があるかもしれません。

今週いっぱいチャレンジしてダメだったら、

ソープのラインナップを根本的に見直す方向で動いていきます。

幸か不幸か、コールドプロセス手法の石鹸を学んだ経験が活かされそうです。

そして、更にパワーアップできるようにしたいと思いますので、

ご迷惑おかけしますが、どうぞよろしくお願い致します。

 

 

 


これであなたもオランダ通


オランダ人は、燃費と効率を考えて、小さな車に乗る人が多いです。

190センチの身体で、小さな車に身体を曲げるようにおさまっている様子を見ると、

何だか可笑しくて、もう少し大きな車に乗れば良いのにと思ってしまうのだけれど(笑)

オランダでは、2025年からは電気自動車(EV)以外の車両販売を禁止するといいます。

九州ほどの国土という小さな国ならではのメリットもあってでしょうが、

オランダでは、電気自動車の充電設備が充実しています。

街中でも、こんな風に路駐中に充電している車を発見しました。

着実に電気自動車の普及は進んでいるようです。

環境問題意識が高く、古くから、迫害されてきた人(プロテスタントなど)を受け入れてきたオランダは、先進的で寛容です。

アンネの日記で有名なアンネ・フランクも、ナチスの手を逃れるため、オランダに逃げて隠れ家で生活していましたね。オランダは、とても合理的で、クリエイティブ。

そんなオランダのトリビアを有名どころから、ご紹介します。

*世界一の高身長

オランダ人男性の平均身長は、184センチ。女性でも、なんと平均身長は171cm。

171cmって日本人男性の平均身長ですね・・・

平気で200センチ近い男性がいっぱいしますし、女性も180センチがざらにいます。

酪農国で、乳製品ばっかり食べているからとか言われていますが、実際なぜなのかは解明できていないようです。

*自転車保有率世界一(1人あたり約1.1台)

日本のように、子供を後部座席に乗せてた自転車が、日本ではあまり見ない凄まじい速さで自転車レーンを爆走していきます。

*マリファナ個人使用合法

最近でこそ、アメリカの一部の州で合法になりましたが、オランダでは1990年代後半からマリファナの個人使用は合法です。

薬物の全面的排除は非現実的と考え、ハードドラック(コカインなど)と身体的・精神的中毒性が低いソフトドラック(マリファナなど)を明確に分け、マリファナ以外の薬物の使用を抑制しようという試みです。

オランダで、Coffee shop 「コーヒーショップ」というと、コーヒーを出すカフェではなく、マリファナが吸えるところですので、お気をつけ下さい。

アムステルダムには至るところにあります。

オランダに行くまでは、マリファナを見たことも嗅いだこともなかった私ですが、今では、マリファナの臭いが感知できるようになりました。

King’s dayなどのお祭り時には、若い人だけでなく、いい年をしたおじさん、おばさんも吸いながら歩くぐらいなので、街全体がマリファナ臭になります。これには、ビックリ。

心なしか、オランダからの帰国便時には、

成田空港の警察犬の頭数が多い気がするんだよなぁ・・・

そして、何もしていなくても、服にいつの間にか臭いがうつって犬に吠えられないか、ちょっとドキっとします(笑)

*ニューヨークのハーレム、ブルックリンは、オランダの町にちなんだ名前

アメリカ合衆国がイギリスから独立したことは皆さんご存知でしょうが、

実は、イギリスの前にオランダがニューヨークを占領していたことを知っていますか?

ハーレム、ブルックリンは、オランダの町の名前にちなんで名付けられた町名なのです。

オランダは、海洋貿易国です。

「水を見るとボートで漕ぎだしたくなる」と言われるほど、オランダ人は、航海旅好き。

実は、南アフリカなどアフリカの国々も、最初に辿り着いたのはオランダで、

後からやって来た軍事力の強いイギリスに奪われる・・・というパターンが多かったのです。

*売春合法

飾り窓が有名ですね。

「禁止にしたってなくならないんだから、だったら、ちゃんと法整備して、性病検査を義務付けて税金徴収した方が健康的でしょ」という考えに基づいています。

*自動車教習代は、セックスで払ってもOK

これには、私もビックリでしたが、「本人同士が良いなら、いいんじゃない?」に基づいているようです。

どうひっくり返っても、日本でこれがOKになることはないだろうなあと、

オランダの懐の深さ?を見せつけられました(笑)

どうですか?ご存知でしたか?

全部知っていたら、あなたもオランダ通です。


キヌアを超えるスーパーフード、フォニョ


今回、ガーナで発見した新たなスーパーフード。

キヌアよりも栄養価が高く、グルテンフリーの穀物。

その名も、FONIO(フォニョ)。

名前が、かわいらしいではないか・・・

日本語では、ほとんど情報がありません。

が、英語では62万件以上情報がヒットします。

Fonio: the grain that would defeat quinoa as king among foodies

キヌアとクスクスの間みたいな穀物です。

何がすごいかというと、なんと、種を蒔いてから2ヶ月で収穫できるのだとか。

今後、食料不足が懸念される中で救世主になるのでは?と注目され始めているのだそう。

小麦アレルギーの人が多いアメリカでは、グルテンフリーで、

プロテイン、鉄、カルシウム、マグネシウム、亜鉛、マンガンが豊富で栄養価が高いという点が好まれ、

人気が出始めているそうです。

沸騰したお湯、ミルク、スープなどに6対1ぐらいの割合でフォニョを入れると、

すぐにトロミがでてお粥みたいな感じに。

少量で随分と膨れるなぁ。

まずは、味を知るために、少なめのお湯で茹でて、ちょっと放置してみたら、葛切りのような、寒天状になりました。

とりあえず、ゴマの蜂蜜(ごま油みたいな色ですが)をかけて食べてみました。

うーん、お湯だとそんなに美味しくないな。

ミルクにしてみようかな。

まあ、穀物だから、味付け次第かな。

どんな食べ方を提案できるか考えてみよう。

ただ、重くないのに、腹持ち良いので、朝食にも、ダイエット中の夕飯の主食にも良いかも。

もちろん、キヌアのように、白米や玄米に合わせて炊いても良し。

どうですか、皆さん、食卓に取り入れてみたいですか?

興味ありますか?

 


Good Vibeが重要


友人5人とアクラ中心部オスのとあるイタリアンレストランへ。

私たちを除いて1組いたが、いなくなった後は、貸切状態になった。

メニューを聞くと、メニューにあるものがないそうで、

代わりに手書きのメモが代わりに渡された。

・・・これだけしかないの?

という、品数。7品ぐらい。

手書き汚なすぎて、暗号のようだし、価格掲載もない。

とりあえず、スターターから頼んでみる。

なかなかちゃんとレモンやオリーブオイルを使っていて美味しい。

他にお客さんがいないせいか、

まだ終わってもいないワインボトルや皿をやたら片付けたがる店員をいちいち止め、

それでいて、ワインがなくなっても気づかず注がず、

「なんなんだ、ここは」などと内輪で文句を言いあいながら食べ進める。

「うちのスパゲティは美味しいから」

というので、では、メインにスパゲティを頼もうと、

一皿一人前でちょうど良いというので、一人ずつ3種類しかないスパゲティから選んでみた。

すると、シブい顔をした、無愛想なオーナーシェフが出てきて、

「みんな違うと、別に構わないが、10分置きに出てくることになる。

うちには鍋が2つしかないから。別に、構わないが」

なぜか、ムッとしている。

・・・面倒だから、同じものを頼んで欲しいのね。

一人は、海老アレルギーなので、一つだけ違うもの(あさりのスパゲティー)を頼み、

あとは全員同じシーフードスパゲティーを注文した。

確かに、

なぜか小さな貝が見事に全部開いていない(全部死んでるの??)点を除けば、

ちゃんとしたイタリアンのスパゲティーで、

これまでガーナで食べたスパゲティーの中で一番美味しかった。

そして、お会計をお願いすると、

そこから、メニューを開き、電卓を叩き始めている。

今から、価格を決めるのか?

他に客もいないのだから、もっと前から始めればよいものを。

出てきたお会計を見ると、どうやら、このスパゲティーは2,000円近くするようだ。

このぐらいの値段のするレストランは、この界隈には他にもあるし、

味も美味しいのだけれども、

また、来るか?人に勧めるか?と言われると、・・・う〜ん。

やっぱり、お店の雰囲気、英語ではよく、Good Vibeというけれども,

人が集まる場所は、いかにGood Vibe があるかに限ると思う。

オーナーシェフの場合、本人の思い入れも強く、経営では、苦戦するケースが多い。

ネイルサロンなどでも、うまくいっているサロンは、

施術を担当する技術者と、経営が分かれていることが多い気がする。

ここも、このテナント料を考えると、間違いなく、赤字続きのはずだ。

イタリアン推しなのか、大きなTVスクリーンには、誰も理解できないイタリア語の番組を流しているが、やっぱり、作り手の押し付けにならず、顧客ニーズにそうものを提供しないといけない。

と、同時に、顧客ニーズはバラエティに富み、全員に好まれるものに合わせようとすると、

「可もなく不可もない」特徴のない商品、サービスができあがってしまう。

難しいところだよなぁと自分への自戒の念も込め、役割分担の重要性を再認識した夜でした。

 


人は見かけが9割


“人は見かけが9割”

って、ベストセラーがあった気がするが、やはり、ガーナでは、

デカイ人=金持ち

という法則は、9割型、正しいと思う。

通常、ガーナ人の体型は、特に男性は、背丈が日本人男性の平均とたいして変わらない。

しかし、アッパーミドルクラス以上になると、

太っているというか、190cmクラスがザラにいる。

 

今回、MindNETで請け負っている不動産プロジェクトのクライアント先のガーナ人宅を訪問した。

どこも、アクラ中心のプライムエリア(1プロットで億はする土地)に位置していた。

家は大きいけれども、

室内のインテリアなどは質素で、物も少なく、がらんと味気ないこともある。

しかし、何しろ、彼らが、一様に、大きいのだ。

食べるものに困らず育ってきた人たちは、体が大きい。

成人して良く食べるようになって、

太っているというケース(この場合、身長は平均的)もあるが、

良家に生まれると、

身長(これは幼少期から青年期の食生活が影響)が高くなる傾向がある。

アメリカの黒人が良い例だけれども、(彼らの多くが西アフリカから渡っている)

多分、栄養状態や食事で、かなり大きくなる潜在的な要素があるのだと思う。

“ガーナで体が大きい=良い生活をしている” と捉えられ、好まれる。

いつの間にか、同じように見かけで判断する自分がいた(笑)

 


腐ったリンゴ


とあるプロジェクトにアサインしたマネージャーが、

横領、着服していたことがわかった。

本人に言わせると、

「預かっていた」そうなのだが(笑)

幸いにも、早く気づき、

彼に支払うべき金額から差し引ける範囲の金額だったので、金銭的なダメージはなかった。

アフリカでよくある話と言ったら、それまでだが、

まあ、よくある話ではあるので、憤りよりも落胆と、

彼ありきで始まったプロジェクトでもあったので、どう対処するかで、頭を抱えていた。

そんな中、一番怒っていたのが、一番若いトレーシーだった。

「よく、そんなことができるわね!信じられない!!」と普段とても穏やかな彼女が、怒り心頭で、その純粋な穢れない反応は、新鮮だった。

年を重ねる、経験を重ねるにつれ、自分の精神衛生を保つ防御のために、耐性をつけると、

怒りではなく、ため息になってしまう。

若い人たちは、年をとり、腐敗した人たちよりも、ずっと立派な倫理観をもっている。

そういう彼女の感覚が奪われないといいなと、切に思う。

フルタイムのスタッフの面接には、私もいつも日本からスカイプで参加している。

今のスタッフとは、履歴書も話した感じも、これ以上ないくらい、しっくりきて、「文句なしで良いね!」と決まったのだが、やっぱり直接会ってみると、うちのカルチャーにぴったり合う人たちで本当に良かったなと思う。

ビジネスコンサルティングに注力するようになってから、しばらく良い人材が見つからず、ようやく今のチーム体制が築けた。

訳の分からない言い訳をせず、信頼でき、自由の中で自発的に考え行動に移せる人材。

最初から、パーフェクトに信頼できる人たちだけで、自分たちの周りを固められないけれども、

これを機に、より良いリスク管理体制を築くきっかけになればいい。

関わっていく人たちは、外部の人たちも含め、

だんだんと、善良で優秀な人たちばかりが集まるように、

腐ったリンゴは排除して、良いサークルができるようにしていければ良いと思う。

 


ガーナの女性進出は、日本以上


よくアフリカ向けに、「女性の社会進出」に対する基金が拠出されたりするけれども、

ガーナに、アクラに限っていうならば、

むしろ、日本よりずっと女性の社会進出が進んでいるように感じる。

大臣や、民間企業、様々な機関でトップや責任者が女性ということは、よくある。

前から、「責任あるポジションに女の人が多いよなぁ」と思っていたが、

先日会った、急速に成長している銀行の支店長は若い女性だったし、

ママで空軍のパイロットをしている女性や、

大きなお腹で、軍や警察で働く女性もたくさんいて、やっぱり多いなと改めて思った。

そして、変に「性別における平等」を意識しているわけではないから、

日本のように要職に女性を混ぜないと体面が悪いからと、数合わせのように女性を入れる感じでもない。

もっと自然な流れで、その女性が有能だったから、そのポジションを得たように見える。

ルワンダは、内戦後、男性人口が減ったこともあり、女性政治家が多いと聞く。

他のアフリカの国がどうかはわからないけれども、結構リベラルなところもあるのです。